完全犯罪ヤブレター

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ーーーーーーーーーーー 「君が【極東の民】なんじゃないか!」 「ギャーギャーギャーギャーうるせーな。発情期ですかコノヤロー」 あのあと、意気投合したあとそのまま来た道を戻ろうとした優男。しかし受付さんがそれを許さず腕をガシッ、そのまま目にも止まらぬ早業で優男をボッコボコに。勿論、ミールの目は隠しました。キールは苦笑い すっきりしたのか、俺が件の男だとバラした受付さん。事実を知った優男が詰め寄ってきて現在にいたる 「今すぐ地下の闘技場に来てもらうよ!」 「え、やだ」 嫌だよ。絶対嫌だ。こいつに勝ったら恥ずかしい厨二病的な二つ名付けられそうだし。負けるのはそれはそれで嫌だし そう思っていると、優男はその整った顔をニヤッとして言ってきた。そんな顔もイケメンだった 「もしこれを断るならばギルドへの参入は認めない!「あ、わかりましたじゃあいいです。」……え?いや、ちょ「色々ありがとうございました」……普通そこは、しかたない、的なことになるんじゃ「いや、自分、そういうテンプレに左右されないんで」……お願いします戦ってください」 俺が言葉を被せまくると、ついに土下座したギルドマスター。面目もなにもあったもんでもない。ここまでされれば仕方ない、か 「ーーーとでも言うと思ったか?」 「え?」 俺の言葉が信じられないと言いたげなギルドマスター。俺には土下座した男の上目遣いで興奮する趣味はない 「俺は最初から言ったはずだ。『嫌だ』とな。それなのになんだ?土下座をしたら戦ってもらえると思ったのか?バカも休み休み言え。誰が土下座をしたら相手がいうことを聞くと言った?まず土下座にそんな価値を生み出すことが俺からしてみれば意味がわからん。土下座したから何?絶対にいうことを聞くと思った?俺はそんな自分の中の考えが絶対に正しいと思うやつが大嫌いだ。俺が【極東の民】と知っているから好戦的な挑発が効くと思ったんだろうが残念だったな。俺は違うんだよそいつらとはな。それに俺は俺の興味のあるやつしか戦わない。それが俺の【極東の民】としての、さらにーーー」 言葉を一瞬切り、身体能力をフルに使って近くの黒いローブを纏う。普通のやつからすればいきなりローブを着たやつが現れたように見えるだろう 「ーーー『幻影』としてのモットーだ」
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