鬼灯市&秋桜-in the クラブ☆酔香-

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「久しぶり~!! 超高いのおごってあげるね♪」 「やった~♪」 「秋桜様。 子供のように両手を上げないで下さい。」 全く……とわたしはため息をした。 花街独特の化粧と香水の匂いがする。 ……嫌いなんですよね。 「何でも好きなの頼んでね~。 鬼灯市様も。」 「じゃあ、桃で。」 「日本酒。」 わたしは基本日本酒しか好みません。 すると、秋桜様が嫌そうな顔をしてきた。 「また日本酒………?」 「えぇ。」 秋桜様は日本酒が嫌いです。 理由は苦いから…… 「子供ですね。」
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