鬼灯市&秋桜-in the クラブ☆酔香-

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少しふらふらしながら秋桜様は立ち上がった。 「着いて行ったほうが良かったのでは……?」 「他の人もいるし大丈夫よ。 ……そんなに心配?」 酔香様が微笑んで聞いてきた。 「心配ですよ。 危なっかしい上司ですからね。」 そう言いながら日本酒を飲んだ。 「月ちゃんねー。 手紙で鬼灯市様のことばかり書いてんのよ~。 いつも苛めてくるって。」 「苛めてません。 秋桜様が子供なだけですよ。」 「苛め過ぎたら蝶みたいに飛んで行っちゃうよ?」 「蝶ですか………。」 (それは困りますね。)
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