鬼の補佐さん。

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「わかったよ……行けばいいんでしょ?」 わたしは立ち上がった。 街に出ると、色々な妖怪たちに会う。 「こんにちは。」 「こんにちは。」 これでも、妖のトップだし市民は大切にするため挨拶する。 「何してるんですか。さっさと行きますよ。」 「…………。」 鬼灯はあまり市民に挨拶をしない。 ………というより相手にしてない。 「もうちょっと愛想良くしたら?」 「わたしには必要のないことです。」 いや、必要だからね? 「挨拶はコミュニケーションの1つだし大切なことだよ? 出来ないと立派な大人になれないよ?」 「もう大人です。」
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