【一章】その時…は、くる

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この世界は神秘の世界。 神秘の泉‐サフィア‐ サフィアの向こう側にある、神々が集う洞窟…アディナ 何億年も前から世界を… アディナを…歌姫を… 守り続けているドラゴン‐ウィンディル‐がいた。 ウィンディルのそばには薄い青色をしたドレスをまとい、光輝くネックレスをした少女が… 見えぬ地を求め、平和を求め、舞っている… 《……太古の歌姫、オウラよ………あの娘は》 オウ《来るわ…絶対に。私はそれまで歌い続ける…》 ‡祈る者 捧げし 暖かな歌を 月の光 夜の闇 見下ろし 人の愚かさ 染み寄る悪魔の舞神がつどう 神秘の泉 守りて 願うわ…世界の自由 悪の勝利か、光の栄光か… 真実、それは 朽ち果てた夢 憎しみ 奏でる 涙 溢れる アディナの月‡
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