【二章】ビノシュと言う国

5/11
前へ
/41ページ
次へ
シンディは何が言いたかったのだろう… 私は真実を求めるべく、家に足を向けた… 二度とあんな家には帰りたくなかった… シンディの為!そう言い聞かせ、家に向かった。 家は夜だと言うのに、明かりがついていなかった… 不思議に思い駆け足で家に入る、鍵は開けっ放しで、中はがらんとしていた。 キ『誰かいないのか?私だ!キースだ!』 木に火をつけ、家の奥に行く… すると、一番奥の部屋に小さな明かりが見えた… バンっ! 私は扉を勢いよく開けた… ??『ひぃ!?ごめんなさい!ごめんなさい!』 ??『お許し下さい!』 キ『私だ!キースだ!!』 よく見れば、そこにはメイド達がブルブルと震えながら固まっていた。 女1『あぁ!キース様』 女2『どうして此処に』 私はメイド達に駆け寄った… 皆、怪我をしていたり、服が破けていたりなど無惨な姿だった。 キ『シンディからの手紙が途絶え、気になって来てみたんだが…これはどういうことだ!?』
/41ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加