作者は擬人化属性を持ってます

4/13
前へ
/112ページ
次へ
「お主、何故わしを助けた?」 ん? 今このドラゴン喋らなかったか? 「聞いとるのか?」 「いや、驚いてただけです」 「驚いた? 何にじゃ?」 「いやぁ、ドラゴンって喋るんだなぁ……と」 「珍しいもんでもないじゃろう、お主おかしなことに驚くのぅ」 どうやらこの世界のドラゴンは喋るみたいだ まぁありがちなことなんだが 「アハハ で、何故助けたか、だっけか?」 「うむ、知っての通りわしらドラゴンは人間共にはあまりによく思われてないからの、さっきのわしみたいに傷付いたドラゴンを見たら大抵襲ってくる」 いや、知らないんだが 「へぇ、こんなに可愛いのに」 まじまじとドラゴンの顔を眺める 「か、可愛い!? お主、やはりおかしな人間じゃのう。 空から落ちてきたし」 あ、やっぱり聞いてくる?
/112ページ

最初のコメントを投稿しよう!

817人が本棚に入れています
本棚に追加