作者は擬人化属性を持ってます

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「お主、何故空から落ちてきたのじゃ?」 これはごまかせない気がするなぁ 正直に言ってみるか 「実は俺はこの世界の人間じゃないのさ」 「そんな馬鹿な」 デスヨネー 「いや、本当なんだっ「!? 逃げろ人間!」 おぅふ」 やだ、強引 ドサッ 近くの茂みに飛ばされたようだ これは文句を言わざるを得ない そう思い、茂みから頭を出すと 「ようやく見つけたぜ、手間かかせやがって」 「あれ? こいつ怪我が治ってないか?」 「大方自分で治癒魔法でも使ったんだろう、重要なことじゃねぇさ」 なんかいかにも盗賊って風貌の輩が二人現れた 「またお前らか、怪我しないうちに消えろ」 うお、ドラゴンの声が鋭くなった 所謂殺気って奴か 「ふん、面白いことを言うドラゴンだ、お前がさっきまで負ってた傷は俺達が付けたってのに」
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