†2章†

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「……ぅん…」 そこにいたのは西条先輩で。 先輩は寝ていて。 葵は何がなんだか、混乱している。 わー、また西条先輩に会っちゃうなんて…! 先輩って、寝顔も綺麗なんだな…。 葵は思わず、近づいて先輩の顔を見つめる。 うわ、睫毛ながっ! いいな~… 髪の毛も柔らかそう…。 葵は思わず、先輩の髪の毛に触ろうとする。 あと数ミリというところで、誰かの目がパチリと開く。 …――西条先輩の。
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