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「……ぅん…」
そこにいたのは西条先輩で。
先輩は寝ていて。
葵は何がなんだか、混乱している。
わー、また西条先輩に会っちゃうなんて…!
先輩って、寝顔も綺麗なんだな…。
葵は思わず、近づいて先輩の顔を見つめる。
うわ、睫毛ながっ!
いいな~…
髪の毛も柔らかそう…。
葵は思わず、先輩の髪の毛に触ろうとする。
あと数ミリというところで、誰かの目がパチリと開く。
…――西条先輩の。
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