†2章†

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「…………!」 や、やばい! 先輩起きちゃった! 「君、誰…?」 先輩は目を擦りながら、まだ眠いのか虚ろに私を見つめてくる。 「あの、私は、その~…」 先輩の顔が綺麗で思わず見とれていました、なんて言えないし! もう一度先輩の方を見ると、もう意識がハッキリしてきたのか、今度は品定めをするようにジーッと私を見ている。 「あの、なんですか…?」 「…あ! 君、朝の!」
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