†2章†

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――――― ―――――――― 放課後。 私の顔には、まだ眼鏡は返ってきていない。 クラスに入ると、周りからは『どうしたの?』とか『眼鏡は?』とか。 よく見えないから分からないけど、皆が私の顔をチラチラ見てきてた気がする。 もう!早く眼鏡を受け取って、帰らなきゃ。 私は校門で待っているであろう先輩のところへ向かっていた。
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