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「!? ゆ、ゆかりさん?」
私はゆかりさんの腕の中に居て、私の顔とゆかりさんの顔との距離は、五センチ。
ゆかりさんの顔は近くから見てもやっぱり綺麗で、思わず見とれてしまう。
「うーん、この眼鏡ダサいわね」
「……あ!」
ゆかりさんに、眼鏡をとられた。
兄弟で同じことするんだな…(笑)
「佑樹、とりあえずお願い。私は服とか選んでくるから。今のでだいたいサイズわかったし」
「ああ、了解」
…………???
だから、何の話をしているのよ~!!!
「ほら、葵、行くぞ。」
先輩に強引に腕を取られて、どこかへ移動する。
てか、いつの間にか呼び捨てだし…
「あの、先輩。私は一体何をするんでしょうか…」
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