3話 また狐さんに合います

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うわーまたきた、 もう少しあとでもよかったのでは 「ナクラ、速かったな」 「あれ、名前いったっけ」 九喇嘛とうちは軽く一心同体らしい ま~うちの中にいるからそれは当たり前か・・・ 「ここでは、体赤ん坊じゃないんだ~」 「ここは精神世界だからな、今はお前の 精神年齢でそのすがたなんだろう 体が精神に追い付けば落ち着くだろう」 ふ~ん、なんでもありだねここ;; 「ねえ、九喇嘛うちに忍術教えて!」 「儂がか?・・・確かに教えることはで きるがお前には速すぎる」 本当は今すぐ教えることはできるだがこんなに 早いうちに忍術を教えるのはさすがに 何かダメな気がしたのだった あいつらの子だ、すぐ簡単な忍術身につけるだろう 「え~、ケーチー いいじゃないか」 機嫌を損ねてしまって顔を背けてしまった 「まあ、機嫌を損ねるな、それなりの 年になったら、儂が直々に教えてやる」 「絶対だよ!約束だよ!」 「ああ、約束だ」 ああ、こんなにも早く儂が心をゆるすとは、さすが奴らの子と言うべきいか だとしてもここまで許せるのはこいつの 才能と言うべきだろう それからはずっとナクラとクシナのことを聞かれた
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