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「んあー」
「お~、ナクラ起きたか、ヨシヨシ」
目を開けるとそこにはおじいさんがいた
おじいさんはうちを抱き上げると
窓の近くにつれていった
そこには大きな岩山がありその岩には四人の顔が彫られていた
「あ~(あれなに?」
「なんじゃ、ナクラあれが気になるのか?」
「あれは火影岩といってな、ほれ一番右
側の顔わはお前の父じゃ」
指をさす方向を見るとそこには
ツンツン頭が印象的な若い男の人の顔がいた
「お主の親はこの里、そしてお前を守るために死んだんじゃ・・・」
おじいさんはそう言うと黙ってしまった
「すまんな、ミナト、クシナ」
おじいさんの顔を見ると唇をかたく噛みしめていた
「う~あ~(ペチペチ」
うちは腕を頑張って伸ばしおじいさんの
頬を軽くたたく
「すまんな、ナクラ」
おじいさんが笑って言ったから、うちも
気にすんな、と意味で笑った
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