2話 目覚めると

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「んあー」 「お~、ナクラ起きたか、ヨシヨシ」 目を開けるとそこにはおじいさんがいた おじいさんはうちを抱き上げると 窓の近くにつれていった そこには大きな岩山がありその岩には四人の顔が彫られていた 「あ~(あれなに?」 「なんじゃ、ナクラあれが気になるのか?」 「あれは火影岩といってな、ほれ一番右 側の顔わはお前の父じゃ」 指をさす方向を見るとそこには ツンツン頭が印象的な若い男の人の顔がいた 「お主の親はこの里、そしてお前を守るために死んだんじゃ・・・」 おじいさんはそう言うと黙ってしまった 「すまんな、ミナト、クシナ」 おじいさんの顔を見ると唇をかたく噛みしめていた 「う~あ~(ペチペチ」 うちは腕を頑張って伸ばしおじいさんの 頬を軽くたたく 「すまんな、ナクラ」 おじいさんが笑って言ったから、うちも 気にすんな、と意味で笑った
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