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「みこ、朝ですよ起きなさい。」
返事がない 私は嫌な予感がした。ドアを開けると目を疑う光景があった。
みこがいたはずの部屋にはみこの姿はなく、代わりに黒い手紙があった。
私はその手紙を恐る恐る開けてみた。そこには、
「 みこはもらった。これから始まることの重大性があなたにはわかるはずだ。期待している。」
「たっ、大変だ!妃、妃は居らぬか!」
「このままではこの国いや、世界もを巻き込んでしまうやも知れん。早急に魔法学校から二名の魔法使いを襲名して城に来るようにと伝えい!」
(みこ、いやデメラル・ジーク・ミコリア。100年に一度産まれてくるという伝説の魔法使い、あまりにも強大な力のためひとたび力を発動すると誰にも止めることはできない!そうなる前に一刻も早く連れ戻さなくては!)
~学校にて~
朝、学校で重大な発表がされた。
「本日、王から一人娘のみこを探すための魔法使いを二名襲名して城に来るようにとのことです。そのためにこれからテストを行う!」
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