01 出会いは億千まん!

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服はまぁジャージで大丈夫だろうし、 財布持ったし、マスクつけたし、環境を考えてエコバッグもオッケー。 これでこの月にも届きそうな息子を慰めるための本を買っても大丈夫だ。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 家から出てすぐに、違和感があった。 「あ、おばさんこんにちはー」 「隼人くん、こ、こんにちは!じゃあね!」 ?おかしいな 俺は近所付き合いがいいので、普段学校をサボっても挨拶や、世間話をしてくれる。 なのに、今日はおかしい。 なんか悪いことしたかしら? まさか、俺のベッドの下の、金庫の中にある鍵でしめてある机の引き出しにある息子を慰める本が見られて俺の性癖がばれた!? あれだけ完璧な防御をはっているのにか? いや、俺は信じぬ! 信じぬぞ! っていうか信じたくない!どうか見つかってませんように。 そんな心配をしているうちにコンビニに到着。 ウィーン ピンポーヌ 「い、いらっしゃいませ!?」 うーんなんかおかしいなー 平日の昼間なので人はまばらだけど、いる人みんなこっちみて顔ひきつらせてる。 なんで店員も疑問形なんだよ。 さては俺の戦闘力の高さに驚いてるのか? 俺の戦闘力はフリーザをも上回るぜ! とか考えながらノリ弁とカツ丼というカオスメニューを買い物かごへ。 飲み物は、徒歩の紅茶でいいな。 なんて、周りの客俺見て後退りするのよ? いっとくけど、俺の戦闘力2くらいだからね? どこかの猿人間にデコピンで弾飛ばされてやられるレベルだよ。
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