第1章 新しい場所

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ほーるにつくと、ちいさなこどもから、ろうじんまでいた。 ほーるには、てれびや、ようじむけのおもちゃなどがあった。 「…えーと…あった。」 ほんだなには、えほんなどがあったが、おとなむけのほんがおおかった。 「…ここが、精神病院だからかな?」 まわりには、こどもはすくない。たぶんおみまいにきたひとなのだろう…おみまい。 「なにをかりようか?」 ほんのたいとるを、めでおっていく。 「しょうじき、なんでもいいんだけど。」 はしっこのほうに、ひっかかるものがあった。 ぱらぱらとめをとおしてみる。 「…これにしよう。」 そのほんをてにとって部屋にもどる。
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