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ほーるにつくと、ちいさなこどもから、ろうじんまでいた。
ほーるには、てれびや、ようじむけのおもちゃなどがあった。
「…えーと…あった。」
ほんだなには、えほんなどがあったが、おとなむけのほんがおおかった。
「…ここが、精神病院だからかな?」
まわりには、こどもはすくない。たぶんおみまいにきたひとなのだろう…おみまい。
「なにをかりようか?」
ほんのたいとるを、めでおっていく。
「しょうじき、なんでもいいんだけど。」
はしっこのほうに、ひっかかるものがあった。
ぱらぱらとめをとおしてみる。
「…これにしよう。」
そのほんをてにとって部屋にもどる。
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