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困った様に、輪島は笑う。
俺は、何も言えなかった。否定も受容も。
学校の校門を潜り抜けると、沢山の他人ばかりだ。
玄関付近に、大きな貼り紙が貼られてあった。
クラス表だ。
俺と輪島は沢山の人混みに入り、自分のクラスを探した。
1~5組まである。
「あった」
ポツリと俺は呟いていた。
「えっ!?どこ?」
慌てて輪島も探す。見つかりはしたが、クラスは別々だった。
俺は、2組で輪島は3組だ。更に、宮田も3組だった。
偶然、輪島が見つけた。
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