第1話

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「はぁ…最悪だ。出倉と一緒が良かった」 「俺もだ」 2組で知り合いは同じ中学だった奴等ぐらいだ。 話したことなんて全く無い奴等ばかりだ。 「休み時間、遊びに来れば良いし」 「だよな!!」 俺の言葉に輪島は明るさが戻る。輪島は笑っている方が凄く似合ってる。 クラスも隣だから、いつでも会えると伝えると嬉しそうに笑う。俺もつられて笑みがこぼれた。 「取りあえず、またな。出倉!!」 「ああ」 一時の別れ。教室に入ると、女子が沢山居た。男子と女子の割合は半々だ。
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