解体する作業は難儀

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人を殺した。 7日前のことだった。 死体はバラバラにし、風呂場で血を抜いた。 時間と供に腐敗していくのは、計算外だった。 死体処理を早くしなければならないが、生ゴミでまとめて出す訳にはいかない。 ゴミ清掃車の人間が、ゴミをまく時に破れた袋の中から、万が一にでも腕や足が飛び出てきて発見するということがあってはならない。 夜中に死体が入っているゴミを出してもいけない。 夜中にゴミを出して、カラスや野良猫がエサを求めて袋を破ることが考えられるからだ。
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