非現実のよう
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「寒いの?……もっと暖房強くならないかなあ…」 神原喜代美は机に置いてあるリモコンを取りに行き、エアコンに向けて操作を繰り返した。 「最強か…」 オレはもう一度、自分の足を見る決意を固める為に、一度強く目をつぶった。 そして目を大きく開け、自分の足をよく見てみた。 膝から下が無かった。 オレは足を切られていた。
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