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急に無くなった足の部分が痒くなったような気がしたが、気のせい以外の何物でもないだろう。
「あんたスゴいね。足を切った時、ショック死するかもなって思ってたんだよね。そうじゃなくても用量超えてる睡眠薬も飲んでるじゃん?もう起きてこないかもなって思ってた~」
神原喜代美は無邪気に言う。
「何で……こん…な…こと…す…る?」
「だから答える必要ないって言ったじゃん」
今度は威圧的に言った。
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