風森ドミトリー

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Aの部屋を後日、捜索したところ、人間の肉片を使ったとみられる料理を発見。 鑑定の結果、肉片から検出されたDNAはAのものと一致。 Aは両足を切断し、その肉を調理して食そうとしたとみられるが、Aは自分の歯を全て抜いていたという不可解な点があった。 その理由は黙秘。 後の証言によると、タクシー会社に電話をしてどこかに逃亡しようとした計画もあった。 電話を受けた人間の証言によるとAは体調が悪いと叫んでいたという。 逃亡を図ったものと思われるが、自ら110番通報をしているので、その行動もまた真意はわからない。 Aの血液からは強力な睡眠薬の成分が検出されており、Aはその副作用で錯乱状態に陥ったものとみられる。
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