風森ドミトリー

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風森に情報を与えたのは、青山則子は存在すると最後まで主張していた警察官だった。 この定年退職をした警官も含め、青山則子の存在を主張していた者は、次々と重要任務から下ろされたと語った。 青山則子は存在しないという派閥は、存在しない根拠を十分に示すことなく、青山則子の存在を主張した者達を潰していったのである。 青山則子が発見されるのは警察にとって不都合なことであり、その為、自分達は捜査から遠ざけられたと、この警官は言った。
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