~降伏編~ しなだれ折れる

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ツダは体の大きな男だった。 上半身が鍛え上げられていて、体が逆三角形になっていた。 気をつけをしても体に腕がピッタリつかないだろう。 「………じゃ行こうか!」 ツダは低い声でオレに言い、手を差し出した。 オレは何の疑いもなくその手につかまった。 神原喜代美はじゃ明日ねと言い、男三人を連れ、部屋から出ていった。
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