ハンシュウ

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理解が出来ないことが多いから部屋の外に出るのは少し怖かったが、ドアを開け廊下に出た。 薄暗く冷たい空気が廊下を支配していた。 下から誰かの話声が聞こえる。 遠慮をしながら居間のドアを開けるとサトシと神原喜代美の兄が喋っていた。 「おぉ、起きた?」
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