隔てれば裾野が広がる

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「この国で生きていくなら何か一つ得意なものとか、出来ることを身につけた方がいいよ。誰も出来ないことなら、それが仕事になるから」 オレは曖昧に返事をした。 まだそこまで考えられなかった。 サトシのことを聞いたら一つ疑問ができた。 「まだ未成年じゃないの?」とオレはサトシが持っている酒を指差し言った。 カガワは笑って、日本の癖が抜けないねと言った。
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