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オレが不思議そうな顔をしていると神原喜代美の父親は、あのねと話掛けてきた。
神原喜代美の父親のサービス精神のような気がした。
「今、アメリカはハンシュウに日本に核を放ってくれって言ってるんだ」
ここに来てから次から次へとオレを驚かす話ばかり入ってくる。
「君は頭がいい。使える男だと思う。オレは自分で言うのもおかしいが、見る目だけはある。少し前までは自信もあったろ?まぁいい、話を戻そう」
「ハンシュウが持っている核を日本に撃とうとしているんですか?」
「オレじゃない。オレは柔らかく断っている」
「撃とうとしている人がいるんですか?」
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