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また今とは違う話の展開になりそうだったのでオレは神原喜代美の父親の話を一語一句逃さないよう集中した。
「喜代美は日本を破壊して、自分が女帝になろうとしている…オレを失脚させて…野望の強い女だ。我が娘ながら末恐ろしい…アメリカの言うことを全部信用しきっている。世界のことなんて何１つ考えていない」
「それで喜代美さんは核を撃とうとしていると言う話なんですね？」
神原喜代美の父親は静かに頷いた。
「生まれ持ったカリスマ性一点だけを信頼しきっている。それがアイツの弱点だ…」
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