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神原喜代美はオレの手を掴み、両手を腰に回し手錠を掛けた。
ツダに毛布を持ってきてと伝えた。
ツダは部屋から出て行った。
寝てと言われ、オレは右半身を下にして横になった。
フローリングの床が冷たくて震えた。
「ここ暖房がないから毛布で我慢して!」
ツダが毛布を持ってきて神原喜代美に渡した。
神原喜代美はオレに毛布を掛けて言った。
「私のお父さんの言うことは絶対に聞かないで」
神原喜代美は部屋から出て行き、外から鍵を掛けた。
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