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「君に迷惑を掛けてしまった…君が帰って来るのが遅かったから何かあったと思ったんだが、探しにいけなかった…。もし入れ違いで君がここに助けを求めてもオレがここにいなかったら不安になるだろ?」
神原喜代美の父親はオレのことを心配して細かく震えていた…。
父親は静かにオレを離し、喜代美がここに来てもオレが守ると言った。
ここで大丈夫かと辺りを見渡そうとしたら、同じ部屋に神原喜代美の兄がいてギョッとした。
カガワもいた。
二人共何も言わなかった。
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