とある県の話

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「何で最初から作者批判に徹してるんだよ徹。 読者が仮にいたとしたらどん引きもんだよ!? 冒頭からメタ発言とかどんだけだよ!!」 そんな事を言ってくるのは、この物語のヒロイン桜さん 僕の一つ年上の高校2年生 容姿はかわいく、口は悪い、胸はちっさ(ドスッ) 「何か言ったか?」 「いいえ、何も言ってません」 「それなら良いんだよ それより早く話は始めないの?」 僕はちっとも考えてないが、考えた振りをして 「ぶっちゃけ舞台が奈良って何か全然モチベーションあがらなくないですか?」 「それもう絶対ぶっちゃけたら ダメなやつでしょ どうするの読者に奈良県信者がいたら!!」 「そんな人、あんまりいませんて 上見りゃ、奈良県より遺産を上手く使ってる京都、斜め上には食い倒れの街大阪 奈良県民は基本敗北感一杯ですよ」 先輩はうーんと唸りながら 「奈良は景観がキレイじゃない? ほら他にも大仏とかいるし」 「だからって何だよ景観法とか10階以上の建物建てられないとか」
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