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それにしてもよくよく考えたらここはどこなんだ?
この人たちはなんなんだ?
あの空間の先にいた人達だけど…
テスカ「大丈夫じゃ。そんな慌てなくてもよい。わしが悪いとも言えるしの。それできみに少し話したいことがあるのじゃが」
ラエル「とりあえず椅子に座って話しましょう」
2人にそう言われて椅子に座る。
こんなことしてて大丈夫か?
もしこの2人が敵だったらどうする、俺!
俺「その前に俺から聞きたいことがあるんだけど…」
テスカ「なんでも聞いてくれて構わんぞ」
相変わらずのにこにこ顏でこっちを見てくるおじいさま。
笑顔が似合ってます。
俺「えっと、まずここはどこであなた達は誰ですか?」
2人を見ながら言う。
テスカ「自己紹介を忘れておったな。わしはテスカ。この世界は魔法のある世界、ウェアシングという。今は天界というとこにきみはおり、ここは最高神の部屋、つまりわしの部屋じゃ」
ん?わけがわからない。
ラエル「私はラエル。テスカ様の側近みたいな感じで頭にいれといてもらえればいいです」
俺「待て待て。話が理解出来ないんだが。」
テスカ「そりゃそうじゃろうの。いきなり別の世界だとか言われても、え?なにこれ?二次元?という反応が正しいじゃろう」
なにこのテスカさん。めっちゃノリのいい人じゃん…最高神ってこんな人なのか?
テスカ「まずは順を追って説明するかの。わしが暇だからイベントを起こそうとする→異空間をきみたちの世界へ繋ぐ→きみがくる→終わり。とこんな感じじゃ」
……このじいさん、つっこみが欲しいのか?欲しがり屋さんなのか?
俺がそんなことを考えていると
ラエル「つまり、テスカ様が暇つぶしのために開いた異空間に、たまたまきみが入ってこちらの世界に来たということです」
とラエルっちが説明してくれた。
えぇ~…そんなために俺は飛び込んだのか…。
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