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テスカ「それでその後のことなんじゃが…ゼェゼェ…ハァ…ちょっと待ってくれんか…」
ラエル「あの、異空間開くのは説明し終わってからでも良かったのではないでしょうか?」
ラエルにもっともな事を言われたテスカ。
テスカ「わしくらいのレベルになると異空間を開くのも保持するのも魔力量には問題ないはずなんだがのぉ…ハァハァ…もう無理、しんどい。わしから迎えに行く」
だがくじけない。
そういってテスカはかざしていた手を戻し息を整える。
ラエルが「説明は?」と聞いたが
テスカ「ふぅ~。準備オーケーじゃ。…では、行ってくるぞい」
ラエル「シカトですか。わかりました。早めに戻ってきてくださいね」
ラエルに呆れた顔で見守られながら異空間に足を一歩踏み入れる。
テスカ「留守を頼ブフッ!!」
とその瞬間、1人の少年が突っ込んできた。
自転車にまたがって。
ラエルがざまぁみろと思ったのは言うまでもない。
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