僕の想い

2/6
前へ
/51ページ
次へ
僕は毎日保健室に来ていた。 教室にいると、パニックになり発作が起きるときがあるから。 同じクラスの人たちはもう気にしてない。 いや、最初から気にしてはいなかったんだ。 僕はもともと誰に見られることもなくひっそりと生きていたから。 「翔、飯食おう?」 ただ1人、豊だけは違かった。 豊は僕の幼馴染。 小さいころから一緒で、高校もなぜか一緒だった。 前に倒れた時も、豊だけが心配してくれた。 豊は明るくて、女子にもモテててスポーツもできて… 別に僕に構わなくても1人になんかんらない。 別に僕は迷惑じゃないけど、不思議で仕方なかった。
/51ページ

最初のコメントを投稿しよう!

51人が本棚に入れています
本棚に追加