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昼休みも終わりに近づくと、僕は豊に保健室に連行された。
顔色が悪くなっていたらしい。
らしいじゃない…
悪いのは自分でも分かっていた。
目が回って豊の話が頭に入らなくなって……
相槌も次第に適当になっていた。
また今日も……
いつも昼休みになるとこうなのだ。
午前中の授業は耐えられるんだけど、だんだんと苦しくなる。
そして、自分の世界が分かんなくなって全部が理解できなくなる。
『怖い』って思うと止まらなくなる。
豊とごはん食べてる時はおさまるのに、終わりが近づくとまたおかしくなっていく。
心が安心するかどうかが問題らしい。
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