51人が本棚に入れています
本棚に追加
「とりあえず落ち着け」
泣いてる僕にお茶を出してくれた。
「ありがとうございます……」
「お前も大変だよな…
けど、前を向いて頑張れよ。」
「はい…」
「しつれーしまーす…」
「おう、鬼龍院。どうした?」
「いつもの通りです」
「そっか…」
昼休みに毎日のように来る鬼龍院翔先輩。
今は高2。
僕を弟のように可愛がってくれる優しい先輩。
鬼龍院先輩は人の中が苦手で教室にいることすら苦痛になって、体調を崩すらしい。
最初のコメントを投稿しよう!