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?「・・・はぁはぁはぁはぁ!なっ、んなんだよ!あいつらぁぁ!」
静まり返る街中を1人の男が肩で息をしながら、走ってる。
40代ぐらいで、紺色のスーツに身を纏ってる。
片手にはアタッシュケースを持っている。
男性の顔は青ざめていて、まるで”何か”に怯えてる様子だ。
その男の後ろを一つの影が追い回す。
?「・・・・・・往生際が悪いですよ。」
中年の男性を追いかけていた影の正体は、12~14歳の少年。
人形のように無表情だが、その形のいい唇から発せられる声はとても冷たい。
容姿は、青色の耳にかかるくらいの髪に、綺麗に整った顔、綺麗だが冷たい光を宿す薄い黄色の瞳、服装は、黒色のマントを羽織っていて、左手には銀色(刃)に光る斧。
男性「く、来るなぁぁぁぁぁぁぁあああああああっっ!!!!!!」
中年男性は、少年の姿を見ると急に叫び出した。
少年「ムッ)・・・・・苛々しますね。」
少年は中年男性の反応が気に食わなかったのか、走る速度を速めて男性に追いつくと左手に持っていた斧を男性の首目掛けて横に降る。
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