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この世界はかつて強大な力を持つ魔物の襲来により、人類は追い詰められていた。
そんな中立ち上がったのが5人の人物(剣士:テイル 武術の達人:ミカエル 治療術師:ネイシェル
銃使い:ハッター 魔法使い:ジャンヌ)である。
この5人はそれぞれの長所を生かし、見事魔物を退けることに成功。こうして人類は救われた。
その後5人は各自で大きな国を持った。そこから派生して数多もの小さな町が出来てそれは今現在にもつながる。
なお、5人がすべる国の住民達はその国の英雄と同じ戦闘術を学び、いつ魔物が来ても良いように
万全の対策が採られた。(テイルの国なら剣術、ミカエルの国なら武術…といったようになっている。)
それぞれの国は均衡を保っており世界は平和に満ち溢れていた。
ところが、10年前にその均衡は崩れてしまった。
原因はミカエルの指示によりジャンヌの国が治めている町を制圧しようとしたことだ。
ジャンヌはその町を守る為に強力な魔法使いの集団を送り込んだ。もちろんジャンヌもその地に赴いている。
戦況は思っていたよりもむごいものだった。
魔法攻撃によりミカエルの軍を退けてはいたものの、その町は半壊に近い状態になってしまった。
最終的に、ジャンヌはミカエルを捕らえ町は守られたことになった。
しかし、その町の住人の過半数が戦渦に巻き込まれてしまい戻らぬ人となってしまった。
この戦い以来再び世界に平和が訪れたが、我々はこの戦いの犠牲となった者達を忘れてはいけないのである。
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