伝説級の相談者

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ローブの人といえば、昨日俺に道を聞いて何処かに行った変な奴だ。 そのローブの人は俺が言ったように異世界に行き、勇者ナルスに俺の存在を伝えて今の状況になっているということか。 そうか。納得・・・・・・じゃねーよ! ありえない。家の隣に隕石が落ちたのに、無傷ってくらいありえない。 俺が頭の整理をしていると、チャイムが校内に響いた。 「なんだ、この鐘音は?開戦の合図か」 勇者ナルスは腰の鞘から剣を抜き、空に掲げた。 「もう勇者ごっこはいいから教室に戻れよ。じゃあな」 俺は勇者ナルスの事は、中二病の変な奴だと割り切り教室に戻った。
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