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声がしたのは、屋上のへ唯一の入り口の上だ。
そちら側を見てみると、やはり人が立っていた。
「俺は、お前が何者かと聞いているんだ!無視するな~」
いきなり現れたそいつは俺を指さしながら、なんか怒っている。
「俺は、煮物だ!」
しまった・・・またふざけてしまった。
「なに、お前は煮物なのか?」
うわ~信じちゃったよ。
このままでは、俺は煮物になってしまうので早急に訂正した。
「違う。俺は煮物じゃなくて、蓬 海都だ。そっちは何者だよ。特殊な格好してるようだけど」
俺がそいつに聞くとそいつは、高台から飛び降り、俺の方にやって来た。
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