プロローグ

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なんて黄色い声にヒラヒラ手なんか振ってたら 「遥人!危ないっ」 「んっ?」 振り向いたときには時すでに遅し。 顔面キャッチしちまった。 「わりぃ、遥人 痛かっったろ。」 「おーまぢいてぇーよ。どこみて蹴ってんだよ。」 俺に顔面キャッチさせたのは『橘奏[タチバナカナデ]』    学年トップの成績でスポーツ万能。すらっとした長身と整った顔。オレでも惚れちまうくらいイケメンな幼なじみ。 「お前が手なんかふってっからだろ。お前のどこが良くてきゃっきゃっいってんだか俺にはわかんねぇー。」
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