第2章

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スリッパから靴に履き替えていると、門で待っている秋山君が見えた。 あくびをしている。 イケメンなのに、その顔はブサイクで、 ちょっと笑えた。 あ、こっち見た。 やばっ、怒ってるかも。 秋山君がこっちに向かって足を一歩出した時、 『あれ、一瀬さん、今帰り?』 後ろで、好きな人の声がした。
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