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さっきの小山君と吉田さんのことが気になって、無言。
少し先を行く秋山君は速さを合わせてくれているのか、私との距離は縮まらず、広がらず。
数分歩いて信号にひっかかったから
、追いついた。
『誤解を解いたらいいわけ?』
そんなこと考えてたなんて。
びっくりして秋山君を見上げると、無表情のまま、前を向いている。
『え、でもどうやって?』
『付き合ってませんて言えばいいんじゃないの?』
『・・・私が?』
『俺が』
ていうか、小山君を好きなことバレバレ?
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