年下のあいつ

第2章

『でも、誤解されてるかもわかんないし。何言ってんだって思われるかも』

『んじゃ、誤解されたままでいいわけ？』

『良くないけど。ていうか秋山君私の気持ち気づいてる？』

『そんだけ落ち込んでたらわかるでしょ。んで、どうすんの？』

『言ってくれるの？』

『明日、教室行く』

『あ、ありがとう』

何だ、口悪いけどいい子じゃないかぁー。