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みっかもたたぬうちにくにじゅうのおんながおしろにあつめられました。
しかしおうさまのめにかなうおんなは、そうはいません。
「なんだこのいなかものは! けしょうもせずにわたしのまえにくるとは! とっととかえれ!」
「けばけばしいおんなめ! けしょうのしすぎだ! はやくかえれ!」
おうさまのへやに、べつのおんなたちがいれられます。
「わたしはほそめのおんながすきなのだ! こんなぶたのようなおんなはいらん!」
「わたしはにくづきのいいおんながすきなのだ! かれえだのようなおんなはいらん!」
おうさまは、ずうっとおこりっぱなし。
「ええい、もっとよいおんなはいないのか!」
おうさまがそうさけんだときに、へやにはいってきたおんながいました。
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