81人が本棚に入れています
本棚に追加
「因果、ここ、どう動く?」
「へ?・・・あ、ここはですね・・・」
聞いてなかった・・・。僕はこのCORDⅦの中で、策士的な位置を任されている訳ですが・・・。現場と会議室では勝手が違ったりするので、大体の作戦は立てておくけど、変更が多い。
「今回の犯人は、炎を操れる能力を持っているらしい。因果、集、優、神。現場は任せた。澪、サポート頼んだ。」
大体この4人が現場に出て、レイがここからサポートするのがいつものスタイルだったりする。
「じゃー、4人とも、ケータイ持ったね?」
「大丈夫」
ケータイでレイと通信して、サポートしてもらう。どんなに動いてても聞こえるんだよ?ちゃんと。すごくない?
「じゃ、行ってきます。」
「がんばってねー」
いつものごとくにこやかな時雨さんと社長に見送られて、現場に向かう。徒歩だと思った?違いますねー。実はジンにーちゃんの能力で現場までひとっ跳びなんだよ(ドヤ
「どこだっけ、現場」
「あーここ。この・・・商店街。」
「よし、おk。それじゃ行くよー」
地図で確認すると、ジンにーちゃんは光のゲートみたいなのを出現させる。ここをくぐると目的地なのだ。ちなみにあんまり人に見られては仕事に支障が出る可能性があるため、仕事は大体、夜行います。ちなみに今は1時。
最初のコメントを投稿しよう!