僕の周りのチートども。

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学校の途中にいつも寄って行く場所がある。人通りの少ない路地の奥。そこが僕ら・・・  CORDⅦ のアジトだったりする。(断じて二次オタコミュ障ヒキニートな透明人間が団長ではない) 鍵を取り出し、ボロボロで錆びついた扉を開く。 「おはよー!目覚めサイアクって顔してるねー!あ、お菓子いる?」 こんな大人にはなりたくない代表。早河他人(ハヤカワタカヒト)。24歳。通称社長。ニート街道まっしぐらな。 「社長・・・」 「因果ー、アイス食べる―?」 「食べるッ!」 「寒いのによく食べれるよね・・・」 アイスを取り出そうとしているのは、伊咲時雨(イサキシグレ)。24歳。呆れているのは、如月神(キサラギジン)。24歳。 「アイスは正義だよ、ジンにーちゃん」 「あ、そう。」 この年上組は昔からの知り合いでみんなイケメン。  なんで僕の知り合いって美形が多いのかな・・・
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