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修学旅行の下見の日ー
「じゃあ、行って来ます!」
牡丹たちは、勢いよく宇宙船に乗り込み、出発しました。
「まずは火星に行こう。」
と、この班の航海士である聖が言いました。
「だったら、ここを通った方が早く着くな。」
操舵士の帝は、張り切って舵を取ります。
「整備は完璧だからね。」
機関士の向日葵は、自慢げに言いました。
「こちら生徒会、火星から見て来ます。」
通信士の桔梗は、地球にいる先生へ連絡をしていました。
「生徒会の最後の任務だから、頑張らなきゃ。」
学校では何度も練習していましたが、宇宙に出るのは初めての牡丹たちは少し緊張しながら進むのでした。
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