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「まったく…冗談が好きなんだから…。」
扉を出て廊下を真っ直ぐ、エレベーターで降りて地下10階へ
地下1から4階は社員達の部屋。
5階は緊急連絡室
6から10階は研究室
11階は…わからない。
何故地下の階がこんなにあるのかは不明だ。インフィニティ社は主に薬を作る会社。きっと内容や構成は極秘なんだろう。
「あら?間違えちゃった。ここ11階だわ。」
慌ててボタンを押したけど10階を過ぎてしまった。
11階は社長以外は立ち入り禁止になっている。
だから何をやっているか内容はよくしらない。
ドアが開く。
「…?何も見えないじゃない。立ち入り禁止なら看板でも立てとけばいいのに…。」
真っ直ぐに伸びる廊下は電気がついておらず、静かだった。
私の性格上、隠してる感じを見ると気になって仕方なかった。
立ち入り禁止だからって何も電気さえも消さなくていいのに…。
「…。ちょっとくらい、いいかな?」
私はエレベーターを下りて懐中電灯をとってから真っ直ぐに進み始めた。
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